胃がん検診を受けましょう!
ドクター解説
胃がんは、日本で多く見られるがんの1つです。
2019年の統計では、男性では3番目に多くおよそ10人に1人、女性では4番目に多くおよそ21人に1人が一生のうちに胃がんになると推定されています。
胃がんは、早期に発見・治療することで治癒が期待できるがんの一つです。
そのため、定期的な胃がん検診の受診が非常に重要です。
胃がんの発症リスクと早期発見の必要性
胃がんは年齢が上がるほどリスクが高まるとされ、特に50歳以上では発症率が増加します。
また、ピロリ菌感染や食生活の偏り、喫煙、過剰な飲酒なども発症リスクを高めると言われています。
当院では内視鏡(胃カメラ)による名古屋市胃がん検診を行っています。
名古屋市の胃がん検診ではバリウム検査と内視鏡検査がありますが、当院では内視鏡検査(胃カメラ)のみ行っています。
当院では富士フィルム社の最新の内視鏡装置、TVCMでもおなじみの内視鏡AIも採用しています。
内視鏡AIによる追加料金は検診、保険診療ともに発生はしません。
鼻から口から、ご希望に応じて行っています(鼻からをご希望された方で鼻が狭くカメラが通らない場合には口からに変更させていただきます。)
日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医による検査を行っています。
対象者
市内に居住地を有する50歳以上の方(今年度中に50歳になられる方を含む)
前年度に本市の胃がん検診(内視鏡検査)を受けていない、お勤め先等で胃がん検診を受ける機会がない方
内視鏡検査は2年に1回となります。(前年度に胃がん検診を受けた方は対象外です)
検診内容
問診及び胃内視鏡検査を行います。
内視鏡検査では、口または鼻から内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸球部を内腔から観察し、病変がないか確認します。異常がある場合には、病変の一部をつまみ(生検)、細胞の検査を行うことや色素を散布して、病変を見やすくすることがあります。
内視鏡検査を受診される方は、「胃がん検診(内視鏡検査)を受診される方へ」を必ずお読みください。
検診料金(自己負担金)
500円
がん検診の検診料(自己負担金)が免除される制度があります。
詳しくは名古屋市のページをご覧ください。
(注1)検診の結果、精密検査が必要となったり病気が発見された場合の検査料や治療費等は別途費用が発生しますので、ご注意ください。
(注2)内視鏡検査において生検が行われた場合は、生検について保険診療として別途請求があり、市の検診料の自己負担金の他に、保険診療の一部負担金を追加してお支払いいただくことになります。
(注3)内視鏡検査の当日は健康保険証を持参してください。
胃がん検診(内視鏡検査)を希望される方は
胃がん検診は予約制です。
お電話 052-991-1855(木曜日を除く平日13-15時)
24時間WEB予約(当日胃カメラ枠を取ってください)
より承っております。 ご予約お待ちしております。
胃カメラは嫌だ!というかたはまずは胃がんリスク検査を受けてみてはいかがですか?
胃がんリスク検査についても当院で行っています。