コラム

胃カメラは鼻から?口から?どちらが楽なの?

ドクター解説

~名古屋市北区の内視鏡専門クリニックが解説~

胃カメラ(内視鏡検査)は、胃や食道、十二指腸の状態を詳しく調べるために行われる重要な検査ですが、その方法については鼻から(経鼻)と口から(経口)に分かれます。患者さんからよく、「鼻からの胃カメラと口からの胃カメラ、どちらが楽ですか?」と質問を受けることがあります。
今回は、名古屋市北区を中心に、名古屋市西区、守山区、中区、中村区、北名古屋市、小牧市、春日井市などからも多くの患者さんが来院する当院の内視鏡検査の特徴を踏まえて、どちらの方法が楽かについて詳しくご説明します。

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1. 鼻からの胃カメラは鼻の通りが良ければ楽

鼻から行う胃カメラは、経鼻内視鏡と呼ばれ、鼻腔を通してカメラを挿入します。
この方法は、喉を通らないため、嘔吐反射が少なくて済む点が特徴です。
特に鼻の通りが良い方にとっては、呼吸がしやすく、口からの検査に比べて楽に感じることが多いです。

ただし、鼻が詰まっていたり、鼻腔が狭かったりする方の場合は、鼻からの検査が難しくなることもあります。
こうした方々には、当院では細い経鼻カメラを使用して口からの検査がより快適であることもあるため、状況に応じた判断を行っています。

2. 口からの胃カメラも楽なケースがある

口からの胃カメラ(経口内視鏡)は、一般的には経鼻内視鏡よりも大きなカメラを使用するため、やや違和感を感じやすいと言われていますが、当院では口からの胃カメラの場合でも細い経鼻カメラを使用しており、喉をカメラが通るときの嘔吐反射を軽減させるようにしています。
以前の経鼻カメラは画質に悪く経口カメラと検査の質に違いが出ることもありましたが最近の経鼻カメラ画質はかなり良くなり経口カメラと遜色ない検査の質を提供できるようになってきています。当院では富士フィルム社の最新の経鼻カメラを導入しています。

当院では、経口内視鏡検査を行う際にも、患者さんがなるべく楽に感じられるように、内視鏡専門医が慎重に進めていきます。経験豊富な医師が担当することで、検査時間が短縮され、負担も軽減されます。

3. 苦痛が少ない、短時間の検査を提供

当院では、内視鏡専門医による胃カメラ検査を提供しており、患者さんにとってできるだけ苦痛が少なく、検査時間も短いことを目指しています。検査を受ける患者さんには、リラックスして臨んでいただけるよう配慮を行っています。

特に不安の強い方や嘔吐反射が強い方には、鎮静剤を使用することができます。鎮静剤を使用することで、検査中の不安や不快感を軽減でき、リラックスした状態で検査を受けることができます。

4. 胃カメラ検査は土日対応

当院では鎮静剤を使用しない胃カメラ検査については土日でも対応しています。
患者さんが忙しい中でも都合の良いタイミングで検査を受けていただけるよう、WEB予約システムを導入しており、24時間オンライン予約が可能です。
当日胃カメラ検査からご予約いただければ同じ日に診察、そのまま胃カメラ検査を受けることもできます。
鎮静剤を使用しての胃カメラ検査については事前診察が必要になります。24時間WEB予約からも診察予約は可能です。

まとめ

胃カメラ検査は、鼻からと口からの2つの方法があり、それぞれに特徴と利点があります。鼻の通りが良ければ鼻からの検査が楽である一方、鼻が詰まりやすい方は口からの検査が楽に感じる場合もあります。当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせて、最適な方法で胃カメラ検査を行っています。

もし胃カメラ検査を受けることを検討している場合、まずはお気軽に当院にご相談ください。
内視鏡専門医が丁寧にご対応し、検査のご不安をできるだけ軽減するようにいたします。WEB予約は24時間受付可能ですので、忙しい方でもご都合に合わせて予約いただけます。

胃の調子に不安がある方や定期的な健康チェックを考えている方は、ぜひ当院での胃カメラ検査を検討してみてください。

 

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来院時マスク着用のお願い

発熱やのどの痛みなど、かぜ症状がある場合は来院時マスクの着用をお願いします。