コラム

【名古屋市】ウゴービで医師と始めるダイエット外来

ドクター解説

― リバウンドしない体づくりをめざす ―

名古屋市北区のみずの内科内視鏡クリニックでは、**GLP-1受容体作動薬「ウゴービ(Wegovy)」**を使用した、医師による自由診療(自費診療)のダイエット外来を行っています。


🔸 ウゴービとは?

ウゴービは、GLP-1というホルモンに似た働きを持ち、脳の満腹中枢に作用して食欲を抑える週1回の注射薬です。体重の減少が期待され、海外をはじめ日本国内でも肥満症の新しい治療選択肢として注目されています。


🔸 ウゴービの保険適用について

ウゴービは日本国内で2023年より保険診療の適応薬としても承認されていますが、

  • 厳格なBMI・併存疾患の条件

  • 長期的な生活習慣介入の実施が必要

  • 保険で使用できる医療機関が限られている
    などの理由から、実際には保険での使用が難しいケースが多いのが現状です。

そのため、当院では自由診療(自費診療)としてウゴービを用いたダイエット治療を提供しています。
医師の管理のもと、肥満に悩む方が無理なく、継続的に体重を減らし、リバウンドを防ぐことを目的としています。


✅ ウゴービの適応(自由診療)

当院では原則として以下の条件に当てはまる方を対象に、ウゴービの使用をご案内しています:

  • BMIが30以上の高度肥満の方

  • BMIが27以上で、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの健康リスクを抱える方

※美容目的での処方は行っておりません。
※BMI27以下であっても肥満が原因で健康リスクを抱える方の場合には医師の判断の上でウゴービの処方をすることもあります。
※使用は医師の診察・説明・同意を経て開始されます。


✅ 当院のウゴービダイエット外来の特長

🔹 総合内科専門医による診療
副作用や基礎疾患をふまえ、医学的に安全な減量をサポートします。

🔹 生活改善サポート資料を配布
リバウンドを防ぐため、食事・運動のポイントをまとめた「アドバイスシート」をお渡ししています。

🔹 朝7:30〜診療/土曜日・日曜午前も対応
平日が忙しい方でも通いやすい時間帯に対応しています。

🔹 来院エリアは名古屋市北区を中心に、西区・東区・守山区・中村区・春日井市・豊山町・小牧市など
多方面からご相談いただいています。


🔹 リバウンドを防ぐ6つの生活習慣

① 食事は「腹八分目」。ゆっくり噛んで満足感を

  • 一口30回を目安によく噛むことで、脳が「満腹だ」と感じやすくなります

  • 野菜から食べる「ベジファースト」で血糖値の急上昇を防ぎます

  • 間食は1日100kcal以内(素焼きナッツやチーズなど)を目安に

  • 飲み物は水・お茶を基本に。ジュースやカフェラテは意外な糖分源です

📝ポイント:「もう少し食べたいな」でストップする練習が、リバウンド防止に繋がります


② 夜遅い食事を控え、食べる時間を整える

  • 夕食は就寝2〜3時間前までに済ませるのが理想です

  • 夜食や深夜の炭水化物(ご飯・麺類・パンなど)は体脂肪になりやすくなります

  • 食事時間を一定にすることで体内時計が整い、代謝も上がります

📝ポイント:21時以降の食事は「朝食にまわす」など、タイミングを意識しましょう


③ 無理なく続けられる運動を習慣に

  • 1日20〜30分のウォーキングが理想的ですが、「通勤・買い物ついでに歩く」だけでも効果的です

  • エスカレーターではなく階段、車より自転車や徒歩を選ぶなど、日常生活での“+αの動き”を意識

  • 運動が苦手な方でも、ストレッチやヨガ、ラジオ体操などから始めてOK

📝ポイント:「頑張りすぎないこと」が長続きのコツです。スマホアプリで歩数を記録するのも◎


④ 体重を“見える化”して、変化に気づく

  • 毎日でなくてもOK。週に1~2回、朝起きてすぐ・トイレのあと・空腹時など同じ条件で測定

  • 「昨日食べ過ぎたかも」と思ってもすぐ体重が増えるとは限りません。短期で一喜一憂せず、1〜2週間単位の変化を見るのがポイントです

  • グラフやアプリで記録するとモチベーションが続きやすくなります

📝ポイント:「測ること」は“自分と向き合う”きっかけになります


⑤ 良質な睡眠でホルモンバランスを整える

  • 睡眠不足は「食欲を増やすホルモン(グレリン)」が増え、「満腹を感じるホルモン(レプチン)」が減ります

  • 眠れないとつい夜食が欲しくなりがちです。寝室の照明やスマホ使用を見直しましょう

  • 目安は6〜7時間の睡眠。深夜2時をまたがずに寝るのが理想です

📝ポイント:「夜更かし×間食」はリバウンドの王道パターンです


⑥ ストレスと上手につきあう

  • ストレスがたまると暴飲暴食に走りやすくなります。「甘いもの=ご褒美」からの卒業が大切です

  • 趣味・音楽・運動・深呼吸など、自分に合ったリラックス法を見つけましょう

  • 「食べたいけど今は本当にお腹が空いてる?」と1回立ち止まる習慣を持ちましょう

📝ポイント:ストレスのはけ口が「食べること」になっていないかを意識してみてください


💬 よくあるご質問

Q. 保険は使えますか?
→ ウゴービは保険適用もありますが、条件が非常に限られているため、当院では自由診療でのご案内となります。

Q. 誰でも使えますか?
→ 医師の診察により、健康状態・BMIなどを総合的に判断して使用の可否を決定します。

Q. どれくらい体重が減りますか?
→ 効果には個人差があり、生活習慣と組み合わせることでより体重減少が期待されます。


✨ 最後に 〜医療の力を「きっかけ」に〜

ウゴービは、あくまでも“減量のきっかけ”です。
最終目標は、ウゴービをやめたあとも健康体重をキープできる生活スタイルを身につけること。
当院では、薬に依存しすぎることなく、医師と一緒に「リバウンドしない生活習慣」を整えていくことを大切にしています。

「今の自分を変えたい」
「一人では難しいけれど、健康的に痩せたい」
そう思ったときには、医療の力を味方にするという選択肢があることを、ぜひ思い出してください。

名古屋市や豊山町・清須市・小牧市・春日井市などで、本気で痩せたい方・ウゴービ治療に興味がある方は、みずの内科内視鏡クリニックまでお気軽にご相談ください。


ご予約・お問い合わせ

みずの内科内視鏡クリニック
〒462-0843 名古屋市北区志賀町4-67-2
📞 052-991-1855(木曜日を除く平日13:00〜15:00受付)
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来院時マスク着用のお願い

発熱やのどの痛みなど、かぜ症状がある場合は来院時マスクの着用をお願いします。