コラム

名古屋市のがん検診について

ドクター解説

早期発見が命を救う!

当院で行っている内視鏡検査による胃がん検診など4つの検査項目をご紹介します。

がんは、早期に発見すれば治療の成功率が高まる病気です。
名古屋市では、定期的にがん検診を受けることが推奨されており、当院では【胃がん(内視鏡検査) 】、【大腸がん】、【肺がん】、【前立腺がん】の検診を実施しています。

胃がん検診(内視鏡検査)

胃がんは、日本人に多いがんの一つです。 特に、胃の不調を感じにくい初期段階での発見が難しいため、定期的な検査が重要です。
当院では内視鏡AIを導入しています。

対象
市内に居住地を有する50歳以上の方(今年度中に50歳になられる方を含む)で、前年度に本市の胃がん検診(内視鏡検査)を受けていない、お勤め先等で胃がん検診を受ける機会がない方

検診料(自己負担金)
自己負担金500円で胃がん検診を実施しています。
令和6年4月1日時点の年齢が50歳、55歳、60歳の方は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に1回、名古屋市が実施する胃がん検診を無料で受診できます。

*内視鏡検査は2年度に1回となります。

胃がん検診(内視鏡検査)を受診される方へ
(https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/cmsfiles/contents/0000008/8939/igannaisikyouwoukerarerukatahe.pdf)
胃がん検診を受診される方は必ずお読みください。

大腸がん検診(便潜血検査)

大腸がんは、男女問わず増加傾向にあるので、食生活の欧米化が原因の一つです。 特に40歳以上の方は、大腸がん検診を定期的に受けることが推奨されています。

対象)
市内に居住地を有する40歳以上の方(今年度中に40歳になられる方を含む)で、お勤め先等で大腸がん検診を受ける機会がない方

検診料(自己負担金)
自己負担金500円で大腸がん検診を実施しています。
令和6年4月1日時点の年齢が40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に1回、名古屋市が実施する大腸がん検診を無料で受診できます。

肺がん検診(胸部レントゲン検査)

肺がんは、喫煙歴のある方や空気汚染などの環境によって発症リスクが生じます。初期段階では症状が現れにくいため、定期的な検診を受けることが早期発見の鍵となります。
当院では胸部X線AIを導入しています。

対象)
市内に居住地を有する40歳以上の方(今年度中に40歳になられる方を含む)で、お勤め先等で肺がん検診を受ける機会がない方

検診料(自己負担金)
自己負担金500円で肺がん検診を実施しています。
令和6年4月1日時点の年齢が40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の方は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に1回、名古屋市が実施する肺がん検診を無料で受診できます。

前立腺がん検診(前立腺特異抗原(PSA)検査)

前立腺がんは、高齢の男性に多く見られるがんです。症状が出にくく、進行すると排尿障害や骨転移などを考えるため、早期発見が非常に重要です。

対象)
市内に居住地を有する50歳以上の男性(今年度中に50歳になられる方を含む)で、お勤め先等で前立腺がん検診を受ける機会がない方

検診料(自己負担金)
自己負担金500円で前立腺がん検診を実施しています。
令和6年4月1日時点の年齢が50歳、55歳、60歳の方は、令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に1回、名古屋市が実施する前立腺がん検診を無料で受診できます。

 

名古屋市のがん検診は一部費用が補助(ワンコイン検診)されており、経済的な負担も少なくご利用できます。
自己負担金の免除制度については名古屋市のホームページをご覧ください。(こちらからアクセス)

がん検診の予約について

当院では名古屋市のがん検診の予約を随時受け付けております。

ご予約方法

・ 直接来院
・ お電話:  052-991-1855 (木曜日を除く平日13-15時)
24時間WEB予約(名古屋市がん検診枠、胃がん検診は当日胃カメラ枠から)

で承ります。

がん検診を受けることはご自身やご家族の健康を守る第一歩です。 、がんを早期発見しましょう。

来院時マスク着用のお願い

発熱やのどの痛みなど、かぜ症状がある場合は来院時マスクの着用をお願いします。