コラム

ピロリ菌の検査受けましたか?

ドクター解説

名古屋市ではピロリ菌検査、胃がんリスク検査を行っています。

ピロリ菌は胃に持続的に感染することで、慢性胃炎、胃潰瘍、そして胃がんを引き起こすことがあり、早めの除菌治療によりリスクを低減することができるとされています。
名古屋市はピロリ菌検査、胃がんリスク検査でピロリ菌がいるかどうか調べることができます。

当院でもピロリ菌検査、胃がんリスク検査を行っています。
ご予約は24時間WEB予約もしくはお電話(052-991-1855 木曜日を除く平日13‐15時)で承ります。

 

20‐39歳  ピロリ菌検査

費用 無料
ただし、以下のいずれかに当てはまる方は対象外となります。

  • ピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
  • 胃の手術を受けたことがある方
  • 過去に名古屋市のピロリ菌検査を受けたことがある方

検査内容 

問診、採血によるピロリ菌抗体検査

(血液中のピロリ菌の抗体量を測定します)

詳細はピロリ菌検査の名古屋市のHPをご覧ください

40-59歳  胃がんリスク検査

費用 500円 (自己負担免除については名古屋市のHPをご覧ください)
(注)ただし、以下のいずれかに当てはまる方は対象外となります。

  • 過去にピロリ菌の除菌治療を受けたことがある方
  • 上部消化器(食道・胃・十二指腸)について、自覚症状がある方、消化性潰瘍または逆流性食道炎で治療中の方
  • 胃酸分泌抑制薬(主にプロトンポンプ阻害薬)を検査前2か月以内に服用している方
  • 胃切除後の方
  • 腎機能障害(目安:クレアチニン値が3ミリグラム/dl以上)の方
  • 免疫機能低下、ステロイド投与、免疫抑制剤投与している方
  • 過去に名古屋市が実施する胃がんリスク検査を受けたことがある方

検査内容

問診、採血によるピロリ菌抗体検査及びペプシノゲン検査

詳細は胃がんリスク検診の名古屋市のHPをご覧ください

 

ピロリ菌が陽性だった場合は

ピロリ菌が陽性の方は保険診療での胃カメラ検査でピロリ菌感染の診断をし、お薬での除菌治療となります。
ピロリ菌は一度治療してしまえば再度感染することは稀ですが胃炎の変化は残ってしまうため胃がんのリスクはあります。
ピロリ菌治療後も定期的な胃カメラ(1回/年)を行いましょう!

来院時マスク着用のお願い

発熱やのどの痛みなど、かぜ症状がある場合は来院時マスクの着用をお願いします。