コラム

【名古屋市北区】ウゴービによる肥満治療を開始|自費ダイエット外来を開設しました

ドクター解説

名古屋市北区志賀町にあるみずの内科内視鏡クリニックでは、GLP-1受容体作動薬「ウゴービ(Wegovy)」による肥満治療を自費診療(自由診療)で提供しています。

当院は、ウゴービのみ適応に沿って処方しており、マンジャロ(チルゼパチド)・リベルサス(セマグルチド経口薬)・SGLT2阻害薬・メトグルコ(メトホルミン)など糖尿病治療薬の肥満目的での使用は行っていません

これは医療機関としての責任と、患者さまの安全性を最優先に考えているためです。


ウゴービは保険適応薬ですが、自費診療(自由診療)のニーズが高まっています

ウゴービは日本で肥満症に対して保険適応がある唯一のGLP-1製剤です。
しかし実際には、

  • 保険診療でウゴービを処方できる医療機関は限られている

  • 処方までに6か月以上の通院と生活習慣指導が求められる

  • 保険診療での診療時間が働く世代と合わない

といった背景があり、本気で体重を改善したいと考える方々にとって、保険診療での治療は現実的に難しいのが現状です

そこで当院では、適応を満たす方に限り、自費診療(自由診療)でウゴービを処方する体制を整えています。


当院がウゴービ以外の糖尿病治療薬を処方しない理由

近年、「痩せる薬」として以下のような本来は糖尿病治療薬である薬剤が、肥満治療目的で処方されるケースが増えています。

  • マンジャロ(チルゼパチド)

  • リベルサス(セマグルチド経口薬)

  • SGLT2阻害薬(例:フォシーガ、ジャディアンスなど)

  • メトグルコ(メトホルミン)

これらの薬は、いずれも肥満症に対する適応がなく、本来は糖尿病治療を目的とした医薬品です。
適応外での使用には以下のようなリスクがあります:

  • 副作用時に「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる可能性がある

  • 長期使用による予期せぬ健康被害の懸念

  • 医学的根拠が不十分なまま使用されるケースがある

当院では、これらの理由から適応があるウゴービのみを使用し、他の糖尿病治療薬を肥満治療目的で処方することは一切行っておりません


対象となる方(ウゴービの適応)

当院では原則として以下の条件に該当する方は、ウゴービによる治療の対象としています。

  • BMIが30以上の方(高度肥満)

  • BMIが27以上で、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病などの健康障害を合併している方

美容目的での処方は行っておりません。
※BMI27以下であっても肥満が原因で健康リスクを抱える方の場合には医師の判断の上でウゴービの処方をすることもあります。


 忙しい世代でも通いやすい診療体制

当院は、平日朝7:30からの早朝診療、日曜午前診療を行っており、忙しい働き世代や子育て中の方にも通いやすい診療体制を整えています。
また、24時間WEB予約も取り入れ、お待たせしない診療を心がけています。


ウゴービ自費診療(自由診療)の費用(料金案内)

ウゴービは週1回の自己注射で、1か月あたり4本使用することが基本です。
当院では、以下の**自費価格(税込)**でご提供しています。

用量・本数 価格(税込)
ウゴービ  0.25mg(2本)   8,800円
ウゴービ  0.25mg(4本) 16,500円
ウゴービ   0.5mg(4本) 22,000円
ウゴービ   1.0mg(4本) 33,000円
ウゴービ   1.7mg(4本) 44,000円
ウゴービ   2.4mg(4本) 55,000円

※1週間に1回の自己注射で、4本が1か月分の目安です。
初診の方は初診料として5,500円(税込)が別途かかります(血液検査を含む)
当院で処方するウゴービは国内卸から仕入れた正規品です


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